AGEs 糖化と年齢の関係
AGEs(糖化物質)はゆっくり蓄積される
糖化により体内に生じるAGEs(糖化物質)はある一定年齢から急に増えたりするのではなく、若い頃からゆっくりと生成され蓄積されていきます。
AGEsは一度蓄積されると排出されにくいという恐ろしい特性があります。
特に新陳代謝の鈍いコラーゲン繊維にAGEsが蓄積されると僅かな排出までに10?20年の長い年月がかかるらしいのです。
糖化対策は年齢に関係無く、若い頃から日常的に行う必要があり、早期ケアと継続によって将来の健康や肌の状態は大きく変わっていくのです。
甘いものや炭水化物が大好きな人は今日、今からでも食生活から見直し、抗糖化対策に取り組んでください。
また、糖尿病の方は糖化が進みやすいので肌老化のスピードも速いとデータでも解っています。
身内に糖尿病の人がいる方や、血糖値が高い方はより注意が必要です。
サプリメント等も効果的に摂取しながら、糖化を抑制しAGEsを蓄積させない身体作りをしていきましょう。
糖化年齢の測定
身体の糖化は年齢とは必ずしも一致するものではありません。自分の身体は現在どの程度の糖化状態なのか?と気になるところです。
そんな時に奨めしたいのが「AGEリーダー」
5分程度腕を乗せると糖化年齢を測定できる機器なので、設置しているクリニックやスキンケアのサロンを見つけてみましょう。
自分の糖化年齢を知るのは日頃のお手入れや食事などの生活習慣を見直す良いきっかけになるはずです。
美容だけではなく健康を維持する為に、糖化年齢を定期的に測定できると本当によいですね。
老化を早める食べ物
老化は、遺伝、生活週間によって、早い人、遅い人がいます。
遺伝は仕方ないとして、食べるもので老化のスピードを遅くできるならそうしたいものですね。
老化を早める物質にAGE(糖化物質)という物質があります。この物資が含まれるものとして、「焦げ」があります。なんと、焦げた食べ物を多く食べていると、老化が急速に早まるそうです。
パン、魚、肉などの焦げた部分を知らず知らずのうちに食べ過ぎると、焦げ成分のAGEが水晶体を鈍くして老眼の原因にもなります。
このAGEですが、どんどん体の中に蓄積していき、蓄積するとなかなか外に出て行きません。
AGEを減らす方法
やっかいなAGEを排出する方法があります。
白い食べ物はなるべく控えましょう。白い食べ物とは、白米、白砂糖、小麦粉などです。
アーモンドに含まれるアルギニンという成分が、糖化を防ぐ役割を果たしてくれます。1日25粒食べることで、効果的です。
さつまいもは、炭水化物ですが、他の食品に比べるとGI値が低いので抗糖化に効果があります。
軽い運動も抗糖化にとても貢献します。特に、有酸素運動が良いです。脂肪が糖化を進めてしまうので、脂肪を燃焼させれば抗糖化が期待できます。