ピクノジェノールの歴史について

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歴史も古いピクノジェノール

最近になって高い抗酸化作用を持つことで注目を集めてきている「ピクノジェノール」ですが、その歴史は非常に古いって知ってますか?

 

そもそもピクノジェノールが補助食品として使われる前、カナダの原住民が松の樹皮と葉を煎じて飲んでいたのです。

 

1535年にフランス人のジャック・カルティエという人物が、カナダを探検していました。
ピクノジェノールの歴史について
その時、乗組員がビタミンC不足によって壊血病を発症したそうです。

 

出血や貧血、無力症を伴う当時は恐ろしい病気です。
非常に危険な全滅状態に陥っていたところを、この原住民が助けてくれたそうです。

 

 

症状の緩和に松の樹液を勧められたのが最初だそうです。

 

それから400年後、この事実が書かれた日記を見たケベック大学の研究員たちが動き出します。

 

フランス南西部に自生する松の木の樹皮に、とても強い抗酸化効果のあるフラボノイドを発見したのです。

 

 

1970年代にホーファー・リサーチ社は松の樹皮から抽出される抽出物の研究を行っていました。

 

以下の話も有名ですが
そこで初めて、濃縮する(pycno)・生成する(gen)・フラボノールの接尾(ol)を組み合わせて「pycnogenol:ピクノジェノール」と名付けたそうです。
実験や臨床を繰り返し、無毒性・無発がん性などを実証し、製品化されました。

 

 

ヨーロッパでは、肌を美しくするとして民間薬として使われてきた歴史があります。

 

それを経て様々な実績が積み重ねられ、最近になってから本格的な薬効作用の研究が進んだのです。
歴史は古くとも、実際に研究が始められたのはここ40年程という、これからに期待される成分です。

 

現在では世界中で研究が行われ、被験者数も7000人を超えました。

300近い研究論文も発表されています。

 

安全性は証明され、世界80カ国で愛用されているようです。
その中で7カ国に関しては、一般の大衆薬として使用されているほど優れた成分なのです。

 

ボルドー地方
原料のフランス海岸松の樹皮1000kgからたった1kgしかピクノジェノールは作られません。

 

原産国のフランスでは、環境への意識も高く、1本伐採したら1本植樹するというサイクルを取り入れているそうです。
有効成分を今後も抽出できるよう環境にも配慮しているんですね。

 

 

ちなみに、ピクノジェノールというのはスイスのホーファー・リサーチ社の所有ブランドで商標登録されています。

 

それに対して、日本のメーカーが所有するブランドは、フラバンジェノールになります。これは日本国内のみの販売です。
圧倒的に今までの実績や試験は劣りますので、その点は本場ピクノジェノールとは比べ物になりません。





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